温泉寺
愛宕山中腹にある由緒ある古寺。薬師如来の導きで有馬温泉を訪れた行基が神亀元年(724年)に建立したと伝えられています。鎌倉時代に仁西が荒廃していた寺を中興。その後火災で焼失したものを豊臣秀吉の正室・北政所(ねね)が再建しています。
善福寺の枝垂れ桜
行基が開基し仁西が再興した、曹洞宗に属する仏教寺院。境内には約二八〇年を経た一重のしだれ桜の大木が四本あり、春には美しく咲き誇り「神戸市民の木」に指定されています。
湯泉神社
有馬を最初に発見したと言われる大己貴命(おおなむちのみこと、大国主命)、少彦名命(すくなひこなのみこと)、熊野久須美命(くまのくすみのみこと)が祀られている有馬の氏神・温泉守護神として崇敬されている神社です。
炭酸泉源
タンサン坂と呼ばれる坂を上ると炭酸泉源があります。明治時代に「炭酸煎餅」はこの炭酸泉を使って開発されました。外周路の整備によってかつての井戸は枯れてしまいましたが泉源風情は健在。現在は、旧泉源の脇に新たに整備した飲泉所が用意されています。地下19mから湧出し、泉温は13度です。
鼓ヶ滝
その名は、鼓を打つかのような軽やかな落水の響きに由来します。和歌の神の伝承が残っており、芸術を志す人にとってはぜひ訪れたい場所。初夏の夕暮れには蛍があたり一面をとびかうなか涼やかなカジカの鳴き声が聞こえます。
有馬温泉
日本最古の温泉地。日本三名泉にも数えられる褐色の名物湯「金泉」のほか、無色透明な「銀泉」も楽しめます。数々の文豪や著名人に愛され、現在でも昔ながらの情緒あふれる温泉街が広がっています。元湯は木造式、モダニズム建築を経て現在の金の湯となっています。イラストは、昭和初期の元湯。
妬湯
湯本坂の一角にある小さな鳥居の下が、妬(うわなり)泉源です。となりに井戸があり、昔は温泉が湧いていたといわれます。江戸時代の書物には、女子が正装して立つと嫉妬して激しく湧く、ののしると湧き出すという話が残されています。
瑞宝寺公園
太閤秀吉が、「いくら見ていても飽きない」と誉め称えたことから、「日暮らしの庭」とも呼ばれており、園内には、太閤秀吉が愛用したといわれる石の碁盤や、伏見城から移築した旧瑞宝寺の山門があります。神戸市の「花の名所50選」にも選ばれています。
有馬芸妓
日本の最古泉・有馬温泉に兵庫県内で唯一残った芸妓文化。16世紀ごろ、湯女(ゆな)として生まれ、踊り、長唄、小唄、お囃子など、数々の伝統芸を伝承しながら、今もなお歴史を刻み続けています。
愛宕山の天狗岩
有馬の中央にある小高い山(標高462m)であり、この山を中心として金泉の泉源が広がっています。愛宕山公園内の山頂にある巨岩である天狗岩の傍には愛宕祠(愛宕大神を祀る石碑)が設置されています。
湯本坂
有馬本街道とも呼ばれ、細いつづれ折りの情緒ある坂道。昔ながらの格子戸が並び、石の道しるべなど、レトロな風景が残っています。川のように曲がりくねった細い道は、17世紀に秀吉が実施した治水工事の足跡が偲ばれます。
太閣通り
現在は土産屋や人で賑わう有馬温泉街のメインストリートとしてすっかり定着した太閤通り。江戸時代から続いている伝統行事「入初式」の舞台でもあります。実は、車やバスの通行のために、1928年に暗渠化されています。いつの日か、元の川の風景を復元できると、温泉情緒が深まりそうです。イラストは暗渠化前の太閤通りです。
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提携先の店舗・施設に和装で訪れたお客様に、様々なご優待がございます。恋さん気分で有馬散歩を楽しみながら、お得に楽しむ。この機会にぜひ、和装でご訪問ください。街歩きの際にコートなどにより一見和装/モダン和装に見えないものは優待対象外です。
開催日時:2023.1/7(土)〜1/31(火)
実施場所:事業参加全店舗
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クラシックカーでご来訪いただいた方だけのご優待をご用意しております。優待内容は直接店舗にてご確認ください。なお、改造車は不可、70年代までの有馬の街並みにふさわしい車が対象となります。当日有馬に駐車した風景をドアを開けた状態で写真に撮り、スマホ画面を店舗にご提示ください。ご優待の適応は各店舗にて判断させていただきます。
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有馬伝統のお座敷遊びを守り続けちる芸妓さんが、「カラカラハイカラストリート」で阪神間モダニズムの四季を舞います。オンライン上でもご視聴可能ですが、下記日程では貴重な生演舞を堪能頂けます。
- 土産店
- 飲食店
- 旅館・ホテル
- 小売店
- 駐車場