「―ゆっくりとええ人を
捜しまんねん」
有馬で恋する
モダンガール
Arima Onsen KOISAN Project

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「―ゆっくりとええ人を
捜しまんねん」

Who is Koisan?
自由奔放なモダンガール「こいさん」
有馬のローカルな文化や阪神間モダニズム時代の生活文化を描いた谷崎潤一郎著「細雪」に登場する四女・妙子こと「こいさん」。
Who is Koisan?
自由奔放なモダンガール「こいさん」
神戸居留地文化に、阪神間で活躍した文化人たちの価値観が混ざり合い、大正から昭和初期にかけて、当地に独特の「阪神間モダニズム」文化が花開きました。有馬では外国人専用ホテルやオランダ人建築の本温泉が、その後の有馬モダニズム時代には、老舗旅館にもダンスホールや応接間が作られました。当時の生活文化は、谷崎潤一郎が小説「細雪」の中でカラフルに描いています。それに登場するのが、蒔岡家の四人姉妹の四女・妙子こと「こいさん」。こいさんとは「小娘(こいと)さん」の略で、大阪の船場言葉で末娘のことを指します。その魅力的な「こいさん」が今、「恋さん」として生まれ変わり、有馬温泉街を舞台に自由気ままな恋模様を描きます。

兵衛向陽閣ホール 昭和24年

「それにしてはあんまりお若く
見えたもんだから、︙」
「うふ、ふ、ふ」



Koisan’s Story
恋さんの恋物語 by「細雪」
昭和初期の1936年秋から1941年春までの大阪の旧家を舞台に、
4姉妹の日常生活を描く小説。四女の妙子は3人の男性と恋に落ち…。Koisan’s Story
恋さんの恋物語 by「細雪」
昭和初期の1936年秋から1941年春までの大阪の旧家を舞台に、4姉妹の日常生活を描いた谷崎潤一郎の代表作のひとつ。四季折々の行事の中で起こる、四姉妹の縁談や結婚をめぐるトラブル。四女の妙子こと「こいさん」は、陽気で自由奔放。貴金属商の三男坊「啓坊」、写真師の板倉、バーテンダーの三好と、3名の男性との恋愛模様が描かれており、自由気ままに生きる姿を見せています。妙子は訳あって療養のために有馬温泉を訪れるなど、有馬の地は細雪の物語を語る上で欠かせない場所となっています。

甲子園ホテル(現・武庫川女子大学甲子園会館) 昭和初期

「こいちゃん今日は洋服やないの?」
「どう、悦ちゃん、和服似合う?」
Kimono Fashion
和装ファッションコーディネート
着物で有馬を歩く新しいレトロ体験をご提案。
遊び心のある粋なデザインで自分らしさを表現しながら、 身も心もぜんぶ、タイムスリップしたかのようなひとときへ。
- 撮影 - 田中淳
- スタイリスト - 北秋愛子(モダン波止場)
- ヘア - 末田隆(el sheart)
- メイク - 森由紀
- 衣装協力 -

「うちをどないぞ思うてるなら
思わしといたらええのんに」

Walking Onsen-town
有馬温泉街めぐり「恋散歩」
レトロな温泉街をこいさん気分で散歩。和装で御来店の方やクラシックカーでお越しいただいた方へのご優待もご用意しております。

「さあ、御祝儀が出るのんやったら、
一生懸命舞わんならん。―」

Arima Geiko
有馬芸妓が舞う、阪神間モダニズム
有馬伝統のお座敷遊びを守り続ける芸妓さんが、
「阪神間モダニズムの四季」をテーマに作られた舞を披露。 有馬温泉街内ではご体感でき、オンライン上でもご覧いただけます。
Online Lecture
オンライン講演会
「細雪」や「阪神間モダニズム」「モダンガール」などに造詣の深い文化人や専門家の方々をお招きし、オンライン上にて講演会を開催します。
第1回、第2回、第3回
2/11(木・祝)に配信開始予定。

Event & News
恋さんを感じる、有馬の催し。
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2021.1.8
GoTo商店街事務局の要請により、ウォークマップの配布・和装・クラシックカー優待は、2/7(日)まで一時停止し、2/8(月)より再開いたします。また、「有馬芸妓の舞」の日程がウォーキングマップと異なっていますのであらかじめご了承ください。
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2020.12.18
「有馬に恋さん」公式HPオープンしました。